2013年5月17日金曜日

3人の思うはじまりのうつわ 澤岡織里部・中村真由美・二階堂明弘 JIKE STUDIO ギャラリー・カフェ 横浜市 青葉区 寺家町


今展の3人の思いです。


「その日が来るまで日々飾っておけるような作品をつくりました」
澤岡織里部


臍帯入れ
うまれる事はそれだけですばらしい事
うまれてきた素晴らしさに対して内側に銀彩を.
外側には 霧のような人生を表す表情を。
骨壷
霧のような人生をすすみ、
誰しも自らのちからで銀を金に変える.

二階堂明弘





たね。

骨壺の企画のお話を聞かせて頂いた時に、生と死について考えました。
死ぬことは怖いけど、考える事は大事なこと。死について考える事は人生を考える事。
死とはなんだ?みんないつかは死ぬ。それが早いか遅いかということ。
死はもっとも身近にあり、もっとも遠くにある。
死んだあとどうなるのか。誰もわからない。
もし死んでもその後が良いか、悪いかは5050%だろう。
だって誰もそれを経験して生き返らないから。
考えても考えてもキリがない。死んだらそんときさ。

『死とは次の新しい冒険の始まりさ!』ハリーポッターかなんかでこんなことが書いてあった。
冒険ならワクワクしなきゃね。


嫁さんと二人でどんな骨壺にするか話していると、僕はふと植物の『たね』を思い出しました。

花が咲き終わると種になり土の中に埋めるとまた新たな芽をだす。

この骨壺も、亡くなられた方の魂がこの『たね』の中で静かに眠り、
土の中で次の人生が芽吹くのを待つ。そしてまた自在の花を咲かすだろう。

そんな思いで二人で作りました。


中村俊明・中村真由美

*
gallery a

open:12:00~18:00
TEL: 045-984-3318
〒227-0054 横浜市青葉区しらとり台1-4
ホームページ: http://tsuki-zo.jp/gallerya/
(アクセス)東急田園都市線・「青葉台駅」より徒歩5分

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